また起きてしまった悲しい事件

シャルリー・エブド紙銃撃事件から1年も経たない11月13日に、パリをまた悲劇が襲いました。
レストランやカフェ、コンサート会場、スタジアム。襲撃されたのはどこも普通の日常生活の場・・・恐怖の中で亡くなった方達のことを思うと、胸が潰れる思いです。

事件当日は、私達はちょうどスイスにいました。その日の夜に日本の友人から私の安否を確認するメッセージが届き、いったい何が起きたのかとテレビをつけたところで事件を知りました。ドイツのテレビ放送を見ることができたので、その後はずっと情報収集を。さすが落ち着いた正確な報道でとても助かりました。

スイスからパリまでは鉄道での移動でしたが、フランスが国境を封鎖したと聞いていたので帰ることができるかどうかとても心配でした。でも一昨日の15日、列車はちゃんと運行してパリには時刻どおりに到着。ただ、列車がフランス領に入るや否や私服警察官が何人も音も無く突然現れてパスポートコントロールが行なわれました。(シェンゲン域内なので通常は検査は無し)しかも同じ車両にパスポート不所持の外国人グループがいたため厳しく取調べや彼らの荷物検査が行なわれ、一時は緊迫した空気が流れ・・・血の気が失せました。このように、国境封鎖といっても陸空路とも通行は大丈夫ですが、いつもよりもチェックが厳しくなっています。
  
比較的安全な日本を離れて外国に暮らすということは、日本で普段はあまり想定することのない危険の可能性と隣り合わせているということ。これからは今まで以上に危機意識を持っていかないといけないのですが、ただ怖れているだけでは精神的に参ってしまいます。気をつけながらもなるべく平常心で普通の生活を送れるよう努めたいと思います。


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by kirmes327 | 2015-11-17 08:53 | その他 | Comments(2)
Commented by aloha_pandaflower at 2015-11-17 17:46
国境封鎖で大変な思いをされたのですね。。。
パスポート持ってない人が乗り合わせてるなんて@@;
ピリピリ感が尋常では無かったことでしょう^^;
日本とは違ってどこで誰が銃を持ってるかも解らないし、
危機意識レベルはほんとに海外に出るとグンと上がると思います。

ましてや今回は自らの命とひきかえに罪の無い人を巻き添えにしてることも多いですよね。。。くやしい限りです。。。

穏かな日々が早く戻ってきますように。


Commented by kirmes327 at 2015-11-18 17:33
aloha_pandaflowerさん

どうもありがとうございます。
我が家は事件現場から離れているからかもしれませんが、おかげさまでいつもと変わらない生活を送っています。でも、いざとなればすぐに帰れる範囲から出ることにはまだ躊躇してしまっています。

電車内では、時期が時期だけにひやっとした出来事でした。今回の事件では何の罪のない普通の市民が無差別に殺されてしまったことに、何とも言えない気持ちでいっぱいです…
このような事件が起こり得るところだということは、今年始めの銃撃事件以前から頭の片隅にありましたが、これからは危機意識レベルをもっと上げる必要がありますね。日本にはぜひ水際で危険を食い止めてもらって、安全な国でいてほしいなと心から思います。